そうだ!フィリピンに住もう

フィリピンの南部ダバオ市に移住した中年男えくえくのブログ

フィリピンの運転免許事情

皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#)

先日、妻が運転免許試験に合格したので、今回はその話題をしたいと思います。ちなみに日本の運転免許証をお持ちの方は、フィリピンでの免許取得についてはヒジョーに優遇されてます。日本の運転免許証とその翻訳を添えて出せば、即日交付してもらえます。フィリピン政府の考え方として「日本の運転免許は非常に難しく、保持者は世界でも最高水準の安全性」と位置付けているからです。でもフィリピンは右側通行、日本は左側通行なんですけどね(;'∀')

 

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私たち夫婦が行ったのは、うちがあるダバオ市の隣のディゴス市のLTOです。LTOとは運転免許試験センターのようなとこです。ダバオ市にももちろんLTOはあり、うちからは10㎞程度なんですが、なんでわざわざ35㎞も離れたディゴスまで行ったかというと、こちらの方が空いてるからです。

 

というのは先着順なんです。運転免許試験は先着人数があり、ここは先着30名です。要は列で31人目になると「ハイ、さようなら」ということになってしまうのです。で、妻は25人目で辛うじてセーフでしたが、31人目以降の人たちは数人帰っていきました(-_-;)

 

うちを出たのが朝の5:30で6:10到着、この時点で25人目だったのです。開門は8:00ですから、それまで外で待たなくてはなりません。要は受けるだけでも大変なんです(;^ω^)

Land Transportation Office (Philippines) - Wikipedia

 

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8時に開門されると手続きです。提出書類はStudent Permit(通称SP)とその領収書、健康診断書類とその領収書の4種類になります。

 

SPは申し込みさえすれば、何の制約もなくもらえる仮運転許可証で、費用は370ペソ(800円)です。但しこれほど危ないものにはありません。何の交通ルールも知らず、運転したこともない人間でも、申し込みさえすれば誰でも無条件に取得可能で、しかも公道で運転できます。

 

一応「運転免許保持者が同乗しなければならない」という規則はあるのですが、実際は単独で運転しているケースも少なからずあり、なかには運転免許は取らないでSPの更新を繰り返すという人もいます。なわけで、この国で交通事故が多いのは当たり前のことなのです。

 

一方健康診断はLTO敷地外の小さなオフィスにあるのが一般的で、ここもそうでした。費用は400ペソ(900円)で、内容は身長体重測定、血圧、視力検査、色盲検査の4項目です。ちなみに色盲テストの本は日本のものでした。

 

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そしてAM10:00、いよいよ筆記試験です。妻を含む受験者30名全員中に入りました。試験は12:00までの2時間です。ちなみにこのドアに書いてある通り、短パンとサンダルはダメです。なんでかよくわかりませんが、妙なところに厳しいのがフィリピンなんです(-_-;)

 

12:10、結果が出ました。妻は合格しました、わーい(#^.^#) 今回は喜びもひとしおです。というのは、実は妻は前回12月の時に落ちたので二度目の挑戦だったのです(;'∀')

40点満点で30点取れば合格なんですが、妻は前回28点で2点足らなかったのです。

 

以前は「受ければ通る」と言われた試験内容ですが、昨年から出題傾向が変わり、難しくなったとのことです。これもドゥテルテ大統領の影響なのでしょうか?実際今回も30人受けて、ちょうど半数の15人が落ちてました。ちなみに妻は36点というなかなか立派な成績でした(#^.^#)

 

しかしえげつない出題もありました。妻が前回受けた時に「テキストになかったわけがわからない問題がいくつかあった」と言ってましたが、その中でも「シャブ、コカイン、マリファナ、この3つの内、一番運転してはいけないのはどれ?」という問題・・・・・

 

答えは全部ダメでしょ~!!

 

でもそんな正論はこの国では通じません。答えはコカインでした。ちなみにこの問題は今回も出題されたそうですが、前回と同じ問題は1割で、9割は前回と違う問題だったそうです。なわけで、やはり依然と比べると難易度は上がっているのものと思われます。

 

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そして午後1:20から合格者15名は実地試験になります。まずはバイクからでした。フィリピンの免許は自動車とバイク(原付ではない)を同時に取得することができますが、それは申し出た場合に限られます。この日もバイクの免許を取りに来た人が「え?車も同時に取れるの?それなら車も」ということで、当日に自動車分の申請を足した人もいました。

 

このバイクは持ち込みもOKですし、LTOのバイクレンタルならば1回100ペソ(200円ちょい)です。ところがこの日は面白いことがありました。バイクを持ち込みした人が「20ペソでどう?」と言ってきたのです。当然100ペソよりも20ペソの方が安いので、うちも含めた持ち込みでない人たちは、みんな20ペソ払ってそのバイクを借りました。ちなみに教官はそれを見て笑ってました(;'∀')

 

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そして次はいよいよ今回の本丸、車の実地テストです。教官が右座席で私は後部座席に乗ってましたが、妻のあまりの緊張ぶりにあせりました。力が入りすぎてハンドル回せてないし(;^ω^)

 

しかしそれでもなんとかLTO周りを一周することができました(#^.^#) もちろんそれまでは、うちの周りで練習しました。そして駐車する時にリアをぶつけてバンパーへこみましたが、この時ほど「中古車でよかった」と思ったことはありません。

 

妻の免許取得は移住前の一つの目標でもあったので、車を購入する際に「妻がぶつけても大丈夫なもの」というコンセプトで、バンパーが頑丈な車を中古で買いました。これからも何度かぶつけるとは思いますが、人間のケガがなければそれで良しと思ってます。

 

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うちは持ち込み車両でしたが、そうでない場合はLTOのこのモルチキャブという軽トラをレンタルすることになります。レンタル料はバイクと同じく1回100ペソです。

で、問題はこの車、マニュアルなんです。妻は私の車でしか練習したことないので、マニュアルは運転できないんですよね(-_-;)

 

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じゃーん!!!!!

そしてPM4:30、晴れて運転免許証交付となりました。家を出たのが朝5:30だったんで長い一日になりましたが、二度目の正直で取得となり、とにかく良かったです(#^.^#)

 

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ディゴスのLTOから50mほど離れたところで牛が歩いてました。

 

のどかでしょ~!!!!!

 

でもこの国の交通事情はそんなにのどかでもないのです。まず運転マナーは悪く、車検に似た制度はあるのですが、日本の自賠責保険のようなものは含まれていません。ならば皆任意保険に入ってるのかと言えば、加入している人は新車の高級車に乗る人など、ほんの一握りです。

 

つまりこの国は多くのドライバーが無保険で走行しているのです。ちなみに新車販売台数は日本の約十分の一程度ですから、フィリピンは中古車の国と言えます。人口は約1億人いますから。

 

新車を購入された方の保険加入率はそこそこ高いのですが、それでも対人保険には加入するケースは少なく(車両保険のみ加入)、では実際に事故があって人が亡くなってしまったらどうなるのか?

 

もちろん刑事罰はあります。で、よほど社会的地位の高い人や芸能人でもない限り、一般人は最高でも50万円程度の補償になります。つまり人の命の値段は・・・・・

 

50万円!!!!!

 

ということなんです。しかも葬儀費用など込みです。人の命に値段をつけるのはどうかと思いますが、それでもたったの50万円とは日本人の私にとっては悲しい現実です。まあ良くも悪くもこういう国なんですよね。

 

なわけで私は妻にはバイクだけは絶対に運転させません!!!!!

ついでだったからバイクの免許も取得しましたが、「バイクの運転だけはしない」という約束をした上での免許取得でした。

 

そういうわけで運転免許の有無にかかわらず、カンタンに運転できてしまう国フィリピンですから、皆さんがフィリピンに来られる際は十分気をつけてくださいね。

 

ウィンカーなしでの割り込みは日常茶飯事、飲酒運転は頻繁にあるし、うちのまわりなんか中学生でもバイクやトライシクル(サイドカー付きバイク)を普通に運転してますから。ではでは!!

 

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