そうだ!フィリピンに住もう

フィリピンの南部ダバオ市に移住した中年男えくえくのブログ

フィリピンで台風に備えよう 7ヶ条

皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#)

先日「ダバオに台風が来る」というニュースがあり、それなりの準備はしました。で、今回は台風の話です。

 

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もう60年以上台風の直撃がないダバオ市ですから、もし直撃すれば市民は慣れてないので、一定の被害は想定されました。予報ではシグナル1ですから、そもそも大したことはないのですが、なんせダバオ市民は70歳近い義父でさえ台風を経験してないので、ニュースもかなり大々的にやってました。

 

ま、結果的には来なかったのですが、今回もうちの家族は「クヤ、ニュースで言ってるだけ。どうせコースが逸れて来ないよ」とのん気に構えてましたが、私はそうは思えなかったのです。

 

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しかしこのニュース(上の画像)を見て、なんで「コースは逸れる」と言い切れるのか?ダバオ市は台風の予定コースのど真ん中です。それを経験値と言えばそれまでですが、地球温暖化の影響もあり、世界各国で異常気象が発生してますよねえ。今まで台風が来なかったからと言って、これからも絶対にないとは言い切れないでしょ⁉️ なわけで今回はダバオでは台風に慣れてない私も含めて、皆さんと共に台風の対策を練りたいと思います。

 

フィリピンは必ずと言っていいほど、毎年台風が上陸します。台風や大雨のことをタガログでbagyo(バギョ)と言うのですが、フィリピンに上陸する台風のほとんどがルソン島(フィリピンの中心部)の北、バギオ(Baguio)を通ることがそのバギョの由来と言われてます。

 

私はダバオ市では台風の経験はないのですが、かつてフィリピンのパンパンガ州で台風の被害を受けました。今回はその時の経験を基にお話したいと思います。ちなみにその時は冠水からのバイ菌で感染症になり、2週間ほど入院しました。高熱が続いて苦しかったです。では7つの留意点を紹介します。

 

 

1.  まずニュースを見る

これは当たり前のようですが、フィリピン人にとっては当たり前ではありません。というのは、どの家にもテレビがあるとは限らないからです。テレビでなくともネットから、どの程度の威力の台風なのかという事前情報は収集しておく必要があります。フェイスブックツイッターなどSNSからの情報も有効ですね。

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フィリピンの気象庁であるフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、台風など熱帯低気圧の威力をシグナル(Signal)として表示してます。

その単位によってある程度台風の威力を予想できます。

◆シグナル1   36時間以内に時速30-60km/hの熱帯低気圧が上陸
◆シグナル2   24時間以内に時速61-120km/hの熱帯低気圧が上陸
◆シグナル3   18時間以内に時速121-170km/hの熱帯低気圧が上陸
◆シグナル4    12時間以内に時速171-220km/hの熱帯低気圧が上陸
◆シグナル5    6時間以内に時速220km/h以上の熱帯低気圧が上陸

と、なってます。フィリピンではシグナル3の発令が出されると、対象エリアの学校は休校になるのですが、先日ダバオではシグナル1で休校になり、子供たちは喜んでました。またシグナル4以上になると、屋根材や看板など障害物が風で飛ぶ危険があるので、外出禁止を推奨されます。

 

2.  飲み水は生命線

私が最も重要と考えるのは飲み水です。極端に言えば、家が流されても、電気がなくても生きてはいけます。しかし飲み水がなければ生存できないですよね。

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大量の雨があるのになんで?と意外に思われるでしょう。台風が通り過ぎた後の汚水が上水道に入ることを防ぐため、水道会社は水を止めることがあるのです。あと水道会社が止めなくても、台風が来ている時は水道水が濁る時もあり、その水道水の使用はお勧めできません。

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用意しておくのは飲み水と生活用水です。飲み水の確保は生命線で非常に重要です。あと生活用水についてはバスタブがあればバスタブに、それ以外は中程度のバケツをたくさん確保し、溜めておくのがいいと思います。フィリピンのプラスチック製品は割れやすいので、大きなバケツ一つや二つに溜めるというのはギャンブルになります。万が一割れてもいいように小分けにしておけば安心です。

 

またトイレの水も流れにくくなる場合があります。台風で家から出れないだけでもストレスなのに、その上大便臭まで漂ったらもっとストレスですよね(-_-;) 貯水タンクがあったとしても、すぐになくなってしまう場合もあるので、生活用水は想定以上に多く用意しておく方が良いと思われます。ちなみにうちは井戸があるので、生活用水については安心してます。

 

3.  停電に備える

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レベル3以上など、大きな台風の時は火事や感電を防ぐために電力会社が電気を止めることがあります。その理由で停電になるケースが多いのですが、台風が通り過ぎた後でも安全確認のため、しばらくの間は停電が続く場合もあります。停電の期間は台風の大きさや被害状況にもよってまちまちですが、早ければ数時間、ひどい時は数日間、また数週間かかる場合があるので、ライターやマッチ、ろうそくはもちろん、懐中電灯など暗い中でも視界を確保できるよう光源を確保できるようにしておきましょう。

 

尚、お仕事などでパソコンをお使いの方は支障をきたす事もあるので、パソコンやタブレットスマホなどは台風上陸前に充電しておくべきです。但し台風上陸中に通電していても電圧が不安定な場合があるので、コンセントに繋いである電化製品は必ず抜いておきましょう。何もしなくても壊れる場合があるので要注意です。

 

4.  非常食を準備する
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私のフィリピンでの一番のお勧めはクラッカーです。消費期限も長く、加熱しなくてもそのまま食べれるからです。よくインスタント麺を勧める方が多いですが、お湯を沸かせるかどうかもわからないし、食器も使えるかどうかわからないので、そのまま食べれるクラッカーや缶詰などが非常食としてはお勧めです。缶詰については魚の缶がお勧めです。スパムやソーセージは日本のと違って一定の加熱が必要とされているので、サバやイワシなど初めから十分加熱された商品をお勧めします。


 ちなみに2013年にレイテ島で大きな被害をもたらした台風ヨランダの時、食料不足が問題になりました。救援物資が必ず届くとは限らないのです。仲介の人間の着服や、募金に関しては当時の政府が着服してたぐらいで、やはり自分と家族の身は自分で守らなければならないのです。ちなみにヨランダの募金が被災者に配られたのは、現ドゥテルテ大統領になってからですから、ヨランダから4年後でした。

 

5.  冠水に備える

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台風の時、直接的に問題になるのがバハです。この国は治水が悪いので、台風や大雨などですぐに床下(上)浸水や道路冠水が起きます。これがバハです。要は街中が水浸しになるのですが、これがバイ菌の塊なのです。私はかつてこのバハからレプトスピラ症という感染症を引き起こし入院しました。今でもトラウマです(-_-;)

レプトスピラ症 - Wikipedia

 

日本と違い、フィリピンの住宅で基礎部分がある家はかなり数少なくなります。要は地面と玄関はほぼ同じ高さで、フィリピンの住宅は密閉率も低いので、床下(上)浸水が頻繁に起きます。ちなみに私の家は妻の強い希望で、60cmほど基礎部分を作ったので一応安心と、どさくさに紛れてプチ自慢です(-_-;)

 

砂袋をたくさん用意しましょう。但し問題になるのは出入口です。外側から砂袋を重ねておけば、ドアを開けられなくなるからです。勝手口はともかく、玄関は内側から砂袋を積みましょう。あと窓のグリル(防犯用の窓枠)が外側にある場合は、一つ外しておいた方がいざという時は便利です。床下浸水程度ならば問題ないですが、胸の高さまで冠水してしまえば、それはもう家から脱出しなければならないからです。ちなみに私がかつてパンパンガで経験した冠水は、胸の高さまで浸かったので、もちろん家からボートで脱出しました。

 

まあご親戚やお友達でコンドミニアムにお住まいの方がいらっしゃれば、お願いしてそちらに避難しておくというのも一手かと思います。あと長靴も重宝します。尚、車やバイクも冠水対策は必要です。一度冠水した車はなかなか元の状態には戻りませんから。

 

6.  常備薬を準備する

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冠水によるバイ菌の蔓延などから感染症を引き起こす場合があります。それ以外にも台風が長引いた場合など、栄養不良やストレス過多から体調を崩し病気になりやすくなります。病院に行けるかどうかもわからないので、消毒薬はもちろん、風邪薬や下痢止め、ビタミン剤なども備えておく方がいいでしょう。

 

また大雨の後だと蚊が大量発生するため、マラリアデング熱などにも注意が必要です。虫除けスプレーや蚊帳などを用意し、できればしばらくの間は長袖長ズボンで過ごすことをお勧めします。

 

7.  外出しない

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災害時に一番気になること、それは家族の安否ですよね。台風の時は電話回線やwifiも不通になることがあるので、家族は一つ屋の下で固まっていることが重要と考えます。

あともう一つの理由は前記で書いたように、強風で屋根材や看板などの障害物が飛んでくることもあるので、外は注意が必要ということです。とは言っても障害物がどこからどのように飛んでくるかなど、なかなか想像できないので、やはり家にいるのが無難です。

 

まとめ

かつてパンパンガの台風で酷い目に遭った私ですが、ダバオには台風直撃がなく、フィリピン国内の地域性を感じます。日本でもフィリピンの台風被害をニュースで取り上げてくれてますが、その度に「そっちは大丈夫なの?」とメールがきます。日本人から見るとフィリピンはどこでも同じに見えるのでしょうが、言葉や文化、もちろん気候も含めてかなり地域性があります。これからフィリピンへ来られる方は、その地域がどういう地域なのかを調べてから来られた方がいいと思います。台風が来るとこ、地震震源地などほぼ毎回同じですから、調べれば一定の傾向は把握できると思います。ではでは!!

 

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