そうだ!フィリピンに住もう

フィリピンの南部ダバオ市に移住した中年男えくえくのブログ

ダバオのトライシクルは供給過多

皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 今回はフィリピンの便利な乗り物「トライシクル」について、職業的に考えてみたいと思います。トライシクルとは、バイクにサイドカーを付けた3輪の乗り物のことで、フィリピンでは手軽な足として利用されてます。

 

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上の画像は、うちの近所でよく見かけるトライシクルで、これはかなり凝ってるタイプです。

 

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上の画像は溶接工場のお兄ちゃんです。トライシクルは完成品がめったになく、ほとんど受注生産になります。で、サイドカーの値段はデザインによりますが、25000〜40000ペソ(5〜8万円)で、ダバオ市では32000ペソ(64000円)程度が平均的です。

 

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上の画像はうちのトライシクルで、客は乗せず、家族の足として使ってます。ちなみにバイク本体はもう12年経ちますが、修理しながら、まだ元気に頑張ってくれてます(#^.^#)

 

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本体のバイクは110〜125ccのスズキやホンダなど、日本製のバイクが圧倒的に多く、ダバオ市の場合はシェア9割は確実にあります。それは商業用で走行距離が長くなるので、壊れにくい日本製バイクが人気ということです。

 

但しトライシクル用ではなく、個人ユース(バイク単体)のものは、中国製や台湾製バイクもそこそこシェアがあります。で、「バイク本体+サイドカー」の平均的な値段はダバオ市の場合、85000ペソ(17万円)というのが一般的で、ローンで買う人もたくさんいます。

 

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上の画像は、昨年うちの親戚が売りに出した中古トライシクルです。「しばらく海外に行くから必要なし」という事情で、1年落ち55000ペソ(11万円)で即売れました。ダバオ市の場合、中古トライシクルで1年落ちというのはまずなく、これは珍しい中古販売でした。ちなみに5年落ちぐらいでも、この1年落ちとあまり金額は変わりません。

 

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上の画像はうちの最寄りの繁華街トリル(Torii)という街ですが、ここは歩行者よりもトライシクルの数が多いのです。しかしフィリピン人は歩きませんよね(-_-;)

 

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トライシクルの供給過多は、私のような一般ドライバーには迷惑なのです。それは客を探しながら、道の真ん中をトロトロ走るからです。ダバオ市、特にうちの方では猫も杓子もトライシクルドライバーなのです。


運賃は近場ならば7ペソ(15円)ですが、トライシクルは供給過多なので、毎日安定的にお客さんを乗せられるかどうかわかりません。近所のトライシクルドライバーに聞いたら「ヒマな日は100ペソ(200円)も売上げがない」とのこと。

 

別にドライバーが悪い仕事とは思いませんが、なぜ他の仕事を考えないのか?うちの地域の場合、トライシクルは明らかな供給過多です。少ない客を多くのトライシクルドライバーで取り合いするのは、いったいいつまでやってんだろ⁉️

 

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私のブログによく出てくるタホ売りのお兄ちゃん、私の地域では彼一人という独占企業で、よく売れてます。ちなみに以前は歩いて売っていたのが、昨年は自転車になり、最近はパラソルが付きました。

 

なぜトライシクルドライバーはこういうことをしようとしないのか?「かっこ悪い」とでも思ってるんですかね⁉️少ない客の取り合いをして公道を塞ぐ行為の方が、よほどかっこ悪いと思いますけど。

 

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例をもう一つ、たとえばこの自転車修理のお兄ちゃん。前の自転車屋に雇われているわけではなく、れっきとした個人事業主です。なぜこういうスキルを身につけようとしないのか?タホ兄ちゃんも自転車修理兄ちゃんも、収入は公立校教師とほぼ変わりません。ちなみにこのお兄ちゃんのことは、以前に私のブログにアップしてます。

自転車修理に見るフィリピンの商業観 - そうだ!フィリピンに住もう

 

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あともう一つ「猫も杓子も」という業種がサリサリです。上の画像はうちの斜向かいのサリサリですが、この通りわずか100mの中にサリサリが10軒もあります・・・

 

そんなにいらないだろ⁉️

 

とは誰も思わないのがビックリです!!売ってるものも、ほぼ同じですからね。トライシクルもそうですが、うちの地域は明らかにサリサリも供給過多です。だから貧困地域なのです。

 

ダバオ市民はフィリピンの中でもかなり保守的な部類に入りますが、貧困層ほど保守的で、新しいことをやろうとしません。というよりも考えようとしないのです。なぜ猫も杓子もトライシクルやサリサリなのか?いろんな言い訳はしますが、考えることが嫌で、結局楽だからです。どちらも特別なスキルがいらないし、タホ兄ちゃんや自転車修理兄ちゃんのように、体をあまり使わなくて済みます。

 

つまり「みんなもやってて楽なこと」以外は考えないということです。それで食べていければいいですが、なんせ「歩行者よりもトライシクルの数が多い街」ですから、それだけで食べていけるわけがないのです。で、しわ寄せが来るのは必ず子供です。

 

親が何も考えず、楽をしたいのはけっこうですが、子供だけはちゃんと学校へ行かせてやりたいと思うのです。うちのまわりの小学生は、毎日は学校に行けてないですからね。ちなみに15歳で小学4年生なんて子もいます。いい子なんですけどねえ・・・

 

で、募金活動や基金、チャリティなどをやってる人たちもいますが、申し訳ないけどあまり意味ないです。やってる人たちは「困ってる人を助けた」と気分良くしてるようですが、お金や物を与えても何も変わらないのです。とにかく「親を働かす」ことです。

 

では親のない子はどうするか?実はこの国にはしっかりした孤児院がたくさんあるのですが(寒村地区を除いて)、日本人を含む我々外国人はそのことを知らないのです。なわけで別途援助をする必要はなく、問題なのはむしろ親がいる子の方なのです。たとえばストリートチルドレンはまず親がいて、親や兄弟のために物乞いをしてるのです。せめて小学校ぐらいは、なんとかならないもんかなあ(-_-;) ではでは!!

 

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