そうだ!フィリピンに住もう

フィリピンの南部ダバオ市に移住した中年男えくえくのブログ

自転車修理に見るフィリピンの商業観

皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 先日、2日連続でうちの自転車を修理に出したので、修理のお兄ちゃんにいろいろ話を聞くことができました。そしてそこには意外な事実があったのです。

 

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先日行ったダバオ市内トリルの自転車屋です。妻が子供の頃からあるそうで、創業は少なくとも30年という老舗です。


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新品の自転車が並んでますが、小さい店なので、あまり多くは陳列できないようです。ちなみに 世界中どこでも送料無料のサイクリングショップ! というのもあるそうです。


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パーツは豊富にあるようで、上の画像のタイヤとか・・・

 

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フレームだけのバラ売りもあります。


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マウンテンバイクやバイクのショックなどもあります。ちなみに日本には、こういうのもりますよ➡ 体にぴったりフィットしてジャマにならないウエストポーチ【SPIBELT スパイベルト】


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あとはサドルもバラ売りしてます。実はこのタイプのサドルは日本から2つ持って来たのですが、175ペソ(350円)でありました(-_-;)


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上の画像が日本から持ってきたサドルです。マウンテンバイクにこのサドルは「カッコいい」とは言えませんが、マウンテンバイクのサドルは小さ過ぎて、私はお尻が痛くなるのです。

 

まあ10分程度ならば問題ないですが、30分も乗ると、お尻のまわりがかなり痛くなって、遠出が出来なくなります。若い時は平気だったのに、なぜか加齢とともに痛く感じるようになりました(-_-;) ちなみに自分の自転車を買うまでは、いつもこの義父の自転車を借りて乗ってました。


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この日車に積んで持って来たのは義父の自転車です。いろいろやってみたのですが、ブレーキパッドが消耗していてダメでした。まあ買ったのは8年前ですから・・・


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上の画像は自転車屋の修理スタッフ・・・ではないのです。聞いてビックリしたのですが、個人個人で自転車修理をやってるそうです。但し勝手に人の店の前に居座ってるわけではないのです。

 

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というわけで、上の画像のような機械を使う場合は、店に使用料を払うそうです。


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で、今回の修理代はブレーキパッドの交換もやってもらって、部品代込み120ペソ(250円)でした。日本の皆さんは「安い」と思われるでしょうね。

 

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その翌日、今度は私の自転車を持って行って、ブレーキの調整をしてもらいました。私のは義父のよりも安いマウンテンバイクで、新品で3800ペソ(8000円弱)でした。当時「どうせいいやつ買ってもすぐに壊れるんだろうな」と思って安物にしたのですが、意外と頑丈です。

 

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あと元々付いていた泥除けが、あまりにもフニャフニャだったので、ちょっとはマシなのを買いました。「ブレーキ調整と泥除け取り付け」のお会計は、80ペソ+新品泥除け前後85ペソ=165ペソ(350円)になりました。

 

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とにかくひっきりなしにお客さんが来ます。しかもどう見ても「こりゃスクラップだろ」という自転車もこの2日間で数台見ました。しかしそれでも直してしまうのです。古い自転車も、たとえば30年前の自転車部品などあるわけないので、部品はその場で作ってました。

 

自転車に限らずこの国では、新品でまともなものがあまりありません。「最初から傷がついている」とか「1週間で壊れた」とか、そういうのが多いのですが、修理の技術は発達してます。大袈裟に言えば「修理の国」かな⁉️

 

そしてこの国では、その修理のスキルがあると生きていけるようです。2日連続で同じお兄ちゃんに修理してもらったので、いくつか話を聞くことが出来ました。

1. 店のスタッフではなく、全くの個人

2. 助手もいて、このお兄ちゃんが日給を払っている

3. 店に場所代の支払いがある

4. 店で販売した新品自転車の保証による修理は、店からの支払いがある

5. 1日に10〜15台程度修理している

6. 休みは日曜日のみ

 

と、こんな感じで、このお兄ちゃんは立派な個人事業主なのです。車やバイクと違い、特に資格もいらないそうですから、穴場的な商売とも言えるでしょう。ざっと計算して、このお兄ちゃんの月収はおそらく2万ペソ(4万円)前後。でもチップもあるから、もうちょっとあるかな⁉️

 

要はフィリピンで最高ランクの月収と言われる公立校教師の月収と同じ程度なのです。但しドゥテルテ大統領になってからは、公立校教師とほぼ同額だった警察官給与は別格の高さになり、現在は警察官が一番人気の職種です。

 

つまりこの国では「一定のスキルがあれば、そこそこの収入が取れる」ということなのです。但し雇われたら終わりです。給料はめちゃくちゃ安いですからね。ちなみに「この国には仕事がない」というフィリピン人も少なからずいますが、あれはやる気がないだけです。

 

但しこのお兄ちゃん、収入は同額とはいえ、もし彼一人だけならば、公立校教師と同じ人生を歩めるわけではありません。というのは住宅ローンや自動車ローンなど、銀行融資を受けられないからです。これについては日本と同じなので、説明は省きますが、目先の現金だけで世の中渡れるわけではないですよね。

 

ではこのお兄ちゃんは家や車を買えないのか?なこたあありません。ひとつの方法としては、たとえば公立校教師や警察官の女性と結婚すればいいのです。あとは家族の誰かが安定した職種に付けば、その名義で融資は受けられます。で、このお兄ちゃんに聞いたらまだ独身で、いずれは店を出したいそうです。私はこのお兄ちゃんの将来が楽しみです。全く関係ない赤の他人ですが、頑張る若者を見るとワクワクしてきます。ではでは!!

 

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