そうだ!フィリピンに住もう

フィリピンの南部ダバオ市に移住した中年男えくえくのブログ

海外移住にフィリピンをオススメできない8つの理由

皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#)

今回のお題は「海外移住にフィリピンをオススメできない8つの理由」です。内容はかなり長文になりますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 

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1. 住宅環境

フィリピンの住宅は密閉率が低く、いろんなものが入ってきます。ゴキブリ、ダニ、ノミ、ネズミ、ヘビなどいろいろあるのですが、これはものによってはない家もあり、絶対的にいるにはアリです。これについてはホテルやコンドミニアムの高層階でもいるので、避けようがありません。フィリピンに限らず、南国はそんなもんですよね。アリについては以前私が投稿したブログがあるので、参考までご覧ください。

フィリピンの住宅は虫との戦い アリ編 - ゆとり系おじさんの@年80万円生活

 

日本の皆さんは清潔な住宅に住んでるはずです。こんな環境耐えられますか?私は神経質とは程遠い人間なので、ある程度は気にならないのですが、やはりアリだけは嫌いです。というのは食べ残せないからです。皆さんはご自宅で何かを食べるとして、毎回一気に食べきりますか?「もしかしたら、後で誰か食べるかな?」みたいな時はありませんか?そんな余裕はこの国にはありません。食べたらすぐにタッパーに入れるか、冷蔵庫に保管しないと、必ずと言っていいほどアリが群がってきます。よく「南国はノンビリしていいね」と言う方がいらっしゃいますが、こういうことに関しては日本の方がよほどノンビリできます。やっぱり日本人は一度アリが付いた食べ物を食べることはできないと思います。

 

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特に気をつけて頂きたいのはヒアリです。朝日新聞が珍しくまともな記事を書いてるので、こちらをご覧ください。

死者100人!? ヒアリは本当に“殺人アリ”なのか? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

 

2年前、日本では大きな話題になったヒアリですが、フィリピンではどこにでもいます。そしてフィリピン人1億人いて、まあ99%の人は一度ぐらいは噛まれてるでしょうね。私なんかすでに100回は軽く噛まれてます(-_-;) 但し無菌体質で生きてきた日本人はフィリピン人と同じ抵抗力とはとても思えません。特に小さいお子さんは注意が必要だと思います。環境省によると、ヒアリに噛まれて急性のアレルギー症状のアナフィラキシーショックが起きる確率は1~2%と低・・・くない!!それ、めちゃくちゃ高い確率です。1000人いたとして10~20人、これは大変なことだと思うのですが。

ヒアリ - Wikipedia

 

2. 約束の概念

例えば日本人Aとフィリピン人Bが話し合って決めたことがあったとします。日本人Aは「その決めたことは守らなければならない」と思ってますが、フィリピン人Bは「その取り決めをした時はそう思った」ということであり、その後その考えが変われば、その取り決めは消滅します。この項目だけでかなり長くなってしまうので、まず以前私が投稿したブログを参照して頂ければ幸いです。この中に「日本的な考えの人は来るべきではない」と書いてます。

フィリピンに於ける約束とは何か? - ゆとり系おじさんの@年80万円生活

 

フィリピンにはタイのような日本人村がなく、必ず現地フィリピン人と接触する機会がかなりあります。結論から言うと、生真面目な日本人の方には大きなストレスになる可能性が非常に高いと思われます。

 

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日本人は生真面目な人が多いです。例えばパーティに誰かを誘い、「行けたら行くよ」と言われれば、「来るのかな?来ないのかな?」と悩むのが日本人です。ところが唯一の例外は大阪人で認識が全く違い、「行けたら行くよ」と言われたら、100%来ないと判断します。ぶっちゃけフィリピンに向くのはこの感覚です。これはほんの一例で、その場の感情だけで物を言う習慣があるのは大阪人に多く、例え約束を破っても笑いでごまかすことができる能力は、フィリピンでは大きな武器になります。但し関東の人などは、フィリピン感覚が合わないケースの方が多いでしょう。大声で話すとか、そういうことも含めてです。

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3. 医療

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ぶっちゃけフィリピンの医療水準は低いです。なんせ平均寿命が69歳の国ですから、日本人と比べると15年短い人生になります。特に元々持病がある方は絶対にお勧めできません。フィリピンには私立病院と公立病院があります。公立病院の方は安いのですが、研修中のインターンが執刀することもあり、盲腸で亡くなることも珍しくありません。但し公立病院にも良い医師はいるので、医師選びは慎重にしなくてはなりません。

 

万が一入院してしまった場合、日本と大きく違うのは看護体制です。まず薬は処方箋をもらい、自分で買いに行かなければなりません。もし歩行困難な状態ならば、家族なり付き添いの人が買いに行くということです。そして衛生面も悪く、院内感染は日時茶飯事なので、日本のようにニュースで取り上げられることもありません。

 

また入院の場合、夜間は付き添い(通常は家族)の人がそこにいなければなりません。もちろん寝てもいいのですが、毎日一人では大変なので、家族が入れ替わり立ち替わり泊まりに来るのが一般的です。但し最近は一部、完全看護の病院もできたそうです。まだ数えるほどですが・・・

 

私立病院ならば入院費用は高額です。一泊1万円も珍しくありません。フィリピンではフィルヘルスという健康保険が最も一般的で、入院すれば最大4割の還付があります。まあそれでも入院費用は高額になりますね。但し日本に住民票を置いたままならば、帰国して、フィリピンの医療機関の領収書を区役所へ持って行けば、7割は還付されます。

 

ちなみに私は昨年、差し歯が悪い形で取れて、日本に帰国しました。というのはこの国には差し歯という技術がないからです。フィリピンの歯科治療は詰め物か抜歯、インプラントの三択になります。ちなみにレントゲンを置いてる歯科医院はめったになく、レントゲンだけで別の医療機関に行かなくてはなりません。

 

4. 食べ物

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衛生面は非常に悪いと思ってください。果物や野菜については、洗えばまず問題ありませんが、肉や魚、卵については問題があります。パレンケ(市場)では生鮮食品が並んでますが、冷蔵ショーケースに陳列されたものはなく、出しっ放しです。肉も魚もそのまんま、魚については早朝水揚げされたばかりのものを買えば新鮮ですが、その中には昨日の売れ残りも含まれており、一定の目利きが必要になります。

 

肉はぶっちゃけ参ります。ハエもぶんぶんたかっており、うちは肉はさすがに冷蔵状態で陳列されてるスーパーで買いますが、それでも真空パックに保存されてるわけではありません。ちなみに一般の食堂は、このパレンケで肉を購入してます。

 

卵の保存状態はかなりひどいです。炎天下の中、一週間以上放置されたものも普通に売っているので要注意です。間違っても生卵などは食べないようにしてください。但し産んだばかりの卵は別ですが。

 

あと意外な落とし穴が「食器についてる水滴」です。私の住むダバオ市は水道水でも飲めるから問題ないのですが、それ以外のほとんどの地域では水には要注意です。水で洗ったサラダなどにも注意が必要です。とにかく加熱処理が必要な国です。

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5. 治安

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この表は駐フィリピン日本大使館の資料で、日本人に人気の英語留学先の国の比較です。フィリピンは強盗が突出して少ないので安全な印象がありますが、殺人についてはアメリカよりも多い数字になってます。あと「報復が怖いから警察に申し出ない」というケースも多々あり、表の数字以上に犯罪はあるはずです。

 

とにかく人の命が軽く、安い国です。交通事故の被害に遭って亡くなってしまったとしても、補償額は最高でも50万円程度です。自動車の任意保険に加入してたとしても、20万円程度しか補償されないので、加入率は著しく低いです。但し外人が被害者の場合はその限りにありません。

 

交通事故に遭って瀕死の重傷という人がいたとします。このケース、ドライバーは一度下がって、もう一度完璧に息の音を止めるまで轢くということも少なからずあります。なぜかわかりますか?それは治療費よりも葬儀代や補償の方が安いと思っているからです。

 

前の前の大統領アロヨの時に、フィリピン北部ヌエバエシーヤという所で大洪水があり、多くの方が被害に遭われました。そして水が引くと死体の山、数千体のご遺体が放置されました。家族が引き取りに来なかったのです。なぜかわかりますか?葬儀代がかかるから引き取るのを拒んだのです。

 

当時アロヨ大統領がテレビやラジオから「ご遺体を引き取るように」とさんざん呼びかけたのですが、反応はほとんどありませんでした。ちなみにフィリピン軍がご遺体を引き取りに行ったのですが、その費用を拠出したは我が国日本でした。もちろんこういうことが全てではありませんが、フィリピンは貧困率が4割弱という世界でも有数の貧困国なので、日本ではありえないということが多々あるのも事実です。

 

6. 言語
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英語が最も重要と考える人が多いですが、永住者や長期滞在者にとってはそうは思えません。たしかに手続きや公的な用事は書面も含めて全て英語ですが、問題は人です。フィリピン人は英語を「よそ行きの言葉」と考えており、英語で話す時には本音を出さないのです。私は実際に何度もそう言われました。つまり英語と現地語では、話す内容が違ってくるのです。

 

日常的な会話はどの地域でもほとんどタガログやビサヤなど現地語になり、英語が絶対に通じるとは限りません。なんせ小学校の卒業率が70%という国ですから、文盲の人もいますし、英語ができない人もたくさんいます。フィリピン駐在で会社と家の往復だけという方は英語のみで全く問題ありませんが、タガログやビサヤなど現地語が出来ない場合、情報は日本語ができる配偶者や近親者からになるケースが多く、これが問題なのです。

 

皆さんのご家族にケチをつけるつもりは全くありませんが、やはり人間ですから、そこには主観が入るはずです。たとえばフィリピン人の奥様に「あそこのレストランどうなの?」と聞いたとします。たとえその店が人気店であっても、その奥様の口に合わなければ、「あの店まずいよ。行かない方がいい」という答えになってしまう可能性もあります。これが主観が入った情報で、「人気店だけど私の口には合わないわ」と言ってくれればいいのですが、現実はなかなかそうなりません。そこには多少なりとも支配欲が入るからです。これが日常ならば、何十年住んでても正確な情報は得られません。

 

そして現地語が出来ない場合、表現は悪いですが、現地のフィリピン人にナメられます。口には出さずとも腹の中ではそう思ってるのが多く、ひどい時には本人を目の前に悪口を言われたりします。これは屈辱的なことで、かつて私の友人はマニラのレストランで「だったらおまえが日本語話せよ」と、ウェイターに怒鳴ってました。まあフィリピンでそれ言ってもねえ(-_-;) 特に日本人のご夫婦や単身者の場合、一定の現地語習得が必要になると思われます。 

 

7. 宗教
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大人については仏教であれ、無宗教であれ、何の問題もないですが、小さいお子さんのいらっしゃる方にとっては切実な問題です。我々日本人は対外的には仏教になってますが、実際は無宗教が多いですよね。なんせ大安の日を選んで教会で結婚し、正月は神社に行って、葬式にはお坊さんを呼ぶ・・・こんな国は日本だけでしょう(-_-;)

 

但しお子さんがフィリピンの小学校へ行けば、カトリックをほぼ余儀なくされます。この国の法律はカトリック法律ですから。もちろん強制的にではありませんが「まわりの生徒がみんなカトリックだから、うちの子だけ仏教だと差し障りがある」と言われる日本人の方が多いです。

 

5年ほど前ですが私の親しい友人は、息子さんをカトリックにするのが嫌で日本に帰国しました。彼は私と同様無宗教ですが、カトリックそのものが嫌というわけではなかったのです。但しどの宗教もそうですが、一つの宗教に加担すると、自己を無条件に正当化するようになるので、「男の子だから将来社会に出たら通用しなくなるだろう」と判断し、永住権まで取得していたのに帰国しました。

 

ちなみにその男の子、カトリックではないことを小学校でいじめられたそうです。よく「フィリピン人は寛大」と言う方がいますが、日常生活においては日本人と大して変わりはありません。「大らかで明るいのがフィリピン人」と、なぜかフィリピン人を美化する日本人が多いのですが、性格は人それぞれ、いじめも日本と同様にあります。

 

8. 日本人

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この項目は非常に残念な話です。本来ならば「日本人同士、同胞だから仲良くしよう」と思うのが普通だと思われるでしょうが、この国でそんなことはけっして思ってはいけません。これだけは強く言わせて頂きます!!

 

私は20数年前に初めてフィリピンへ来た時、イミグレ―ションで「あなたはフィリピン初めてですね。現地で日本人にあいさつされても、けっして話さないようにしてください」と言われました。「なんでですか?」と聞いたら、「フィリピンにいる日本人の80%は前科者や犯罪者と思ってください。日本にいる日本人とフィリピンにいる日本人は全くの別物と思わないと危険な目に遭いますよ」と言われました。

 

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つい先日もこんな事件がありました。日本人による保険金殺人です。こういうタイプは一定の知識があり、非常に紳士的な態度、話し方をするので要注意です。そしてSNSなど24時間監視し、日本人の鴨を探しているのが多いです。これから移住をしようとしてる方は、特に注意が必要です。間違いなく狙われますから、いろんな意味で・・・

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私の初渡比から20年以上経ち、現在在比日本人の前科率や犯罪者比率は、以前ほどはひどくはないと思います。それは現地駐在員や留学生が増えたからです。それでも私の感覚だと、在比日本人のは30〜40%ぐらいは前科者か犯罪者だと思います。永住権を取得する際に犯罪歴証明を提出するのですが、無犯罪証明ではなく、あくまでも犯罪歴証明、要は犯罪歴があっても永住権は取得できるのです。つまり「永住権があるから安全な人」ということではないのです。まあマカティに駐在みたいな方は実感ないでしょうが。

 

日本人が日本人を騙すというケースが後を絶ちません。もちろん良い方もたくさんいらっしゃるので大変失礼な話ですが、あえて言わせて頂くと、現地で日本人と知り合うのは大変危険です。日本人と付き合う場合はまず「日本で何をしていた人なのか?」を確認すべきです。「この人は紳士的で親切な人だな」と思っても、必ず調べてください。よくよく調べてみたら「三下上がり」だったりしますから。で、オススメなのは長年日本の会社に勤め、安定した年金収入のある方や日本で一定の収入がある方です。で、私のように「安定収入もないのに、ただ行きたいから55歳で移住した」というような得体の知れない日本人とは、けっして付き合うべきではありません(-_-;)

 

もう一つ、フィリピンには各地域に日本人会や日系人会という組織があります。フィリピンに移住しようとする人は、一定の自由を求めているのだと思ってます。ところがそういう組織に入ると、先住者に先輩面され「ああしろ、こうしろ」と煩く言われた挙句、会費まで徴収されます。

 

私は以前フェイスブック上に「ダバオ移住予定」とプロフィールに書いていたので、たくさんの会から誘いを受け、本当に嫌な思いをしました。会社の上司でもなく、大学の先輩でもないのになぜここまで偉そうにされるのか?意味がわかりません。多くの在比日本人は年功序列と言うよりも、住んだ順番で序列をつけています。そもそも先住者と言っても、ほとんどの人はフィリピンのことあんまりわかってないし、私はそんなのクソくらえです(-_-;)

 

まとめ

フィリピンの粗や否定的なことばかり書いてしまいましたが、それではなぜ私はフィリピンに移住したのでしょうか?それは逆に「オススメできる理由」もたくさんあるからで、私はダバオが好きだからです。完璧な国などないはずです。何かが良ければ何かが悪い、日本だってそうだと思います。

 

しかし最近、特にフェイスブックツイッターなどのSNSで、キラキラしたいい事ばかりを言う人が目立ちます。もちろんいい事もたくさんあるのですが、まるで「この国はパラダイス」と言わんばかりなのはいかがなものかと思います。現実を直視し、ネガティブな部分を把握した上で、良いことや好きなことがネガティブな部分を上回れば、移住もOKではないでしょうか。要はオススメはできないけど、否定してるわけではないということです。それと今回の「オススメできない8つの理由」ですが、医療関係以外は工夫次第でなんとかなります。ではでは!!

 

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