そうだ!フィリピンに住もう

フィリピンの南部ダバオ市に移住した中年男えくえくのブログ

シロアリごときに負けてたまるか@フィリピン

皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 南国で生活する日本人の生活は「アリとの闘い」と言っても過言ではないと思います。日本は木造住宅が一般的ですが、こちらフィリピンでは家具も含めて「できるだけ木材を使わないこと」がポイントになります。理由はもちろん「シロアリ」です!!

 

1. シロアリの概念

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結論から言うと、日本人は勘違いしてるのです。私自身もそうだったのですが、「シロアリはどこかからやって来る」と思ってませんか?もちろん間違いではないですが、フィリピンの白アリは元々新しい木材の中や敷地内の土中にいるのです。たとえば上の画像はホームセンターの木材コーナーですが、床を見ると普通にシロアリがいます。

 

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家具も含めて「シロアリ除去剤済み」と書かれている商品もありますが、この国でそれを信用するのはいかがなものかと思います。「もしやっているならラッキー」程度の認識でないと、この国では生活するのは難しいでしょうね。

 

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うちの近所には「材木屋ストリート」的な道があり、材木屋が建ち並んでますが、どの店の木材もシロアリがいて、その確率はほぼ100%でした。

 

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私は自分の家の新築時に、材木店やホームセンターでかなりの量の木材を買い、そして何十回も自分の車で木材を運搬しました。なわけでフィリピンの木材の怖さはよく知ってるつもりです。

 

2. シロアリ対策

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上の画像は、かつての私の家の新築現場で、赤のヘルメットが私です。で、この段階からシロアリ対策はしなければならないのです。というのは、土中に巣を作っている場合もあるからです。ちなみに建て替えの場合、木材の廃材はしっかり別の場所に移すことが必要です。

 

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うちはまずこの薬品を地面に撒き、そして家屋の下やその周りの土中50cmぐらい下のところにシロアリ用の薬品を入れました。ちなみに人体に有毒ですから、触ったり散布する際は、それなりの注意が必要です。

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で、買ってきた木材には当然シロアリ除去剤を散布しますが、うちの場合は念のために、木材を取り付けてからも再度シロアリ除去剤を散布しました。ちなみに薬剤に「5年に1回の散布要」と書いてあったので、3年に1回はやろうと思ってます。

 

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こういう薬品はciti hardwareなど、大型ホームセンターに数種類ありますが、どのメーカーのがいいのかよくわかりません。そもそも害虫駆除業者は教えてくれないし、サブディビジョンなどで何十軒も家を建てた職人でさえこの手の物は見たことないし、ホームセンターは店員の気分で「これがいい」と言うからです。まあ一説によると、上の画像のBAYERの薬剤が良く効くそうです。あてにならないけど。

 

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上の画像は、元あった家を解体した際に出てきた廃材で、黒くなってるのは「廃油」を塗ってあるからです。で、この廃油塗った木材がすごいんです。築20年以上経過してるのに、シロアリに全く食われてなかったのです。

 

ちなみにこの廃油、車の汚くなったエンジンオイルとか、揚げ物を繰り返して汚れた油など、何でもいいそうです。但しおすすめはできません。火事になったら、よく燃えてしまいますからね(-_-;)

 

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上の画像は「廃油塗った廃材」で私が作ったベンチです。他にもテーブルや椅子、ラックなど、いろんなもの作りました。

 

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で、ペンキ塗って、ご機嫌なベンチが出来上がりました。この木はマホガニーで材質も良く、もしかしたら一生使えるかもしれません。というわけで、フィリピンの木材はそもそも質が悪いわけではないのです。

 

3. シロアリ駆除

新築工事に初めから「神経質」に立ち会えば、工夫でなんとかなりますが、問題はサブディビジョンなどの建売住宅とコンドミニアムです。どちらも「シロアリ除去剤」はまず使ってないからです。というのは「シロアリ除去剤」はそこそこ高いので、法外な利益を貪る大手建設会社が使うわけないのです。というわけで建売住宅を買った場合、数年後にかなりの高確率で、木材部分はシロアリに侵食されます。ではその場合どうするか?を列記していきます。

  

フィリピンで行われているシロアリ駆除の方法は、おおまかに3つのやり方があります。

1. 液体の薬品をスプレーで散布する。

2. 建物の外に数メートル間隔で、ベースを土中に埋める。

3. 建物の外に30〜50cm間隔で小さな穴を開け、液体の薬品を埋める。

 

1がもっとも即効性がありますが、問題は2つあります。新築工事の際ならば、先に木材に散布できますが、完成した建物の場合、ほとんどの場所に塗装が施されているからです。まあ天井の屋根裏部分は出来るはずですが、塗装されてるとこは一度塗装を剥がさなければ、液体が木材の中まで浸透しません。

 

但し業者に頼む場合は、注射針のようなもので、液体を木材部分に注入する方法もあるようです。しかしスカスカになった木材部分の害虫駆除をしたところで、スカスカになった木材が元に戻る訳ではないし、スカスカになったら木材部分は交換でしょうね。

 

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2、3のやり方は「働きシロアリ」が薬剤をシロアリの本拠地に持ち帰り、巣全体を破壊する方法で、一定の効果はあるそうです。ちなみに1、2、3共、有害物質が含まれているので、人間はもちろん、動物や植物にも十分お気をつけください。これは私見ですが、どういうやり方でもシロアリ用の薬剤を使用したら、最低でも3日は家を空けるべきと思ってます。

 

4. 木材以外の部材

シロアリは「ガラスと陶器以外のものは全て食べてしまう」と言われてます。但し実際のとこ、鉄骨やアルミ、プラスチック系のものが侵食されたという話は聞いたことがありません。やはり圧倒的に被害部分は木材です。

 

要はフィリピンの建物には、木材を使わなければいいのです。シロアリが食べるのは主に木材か紙類ですからね。但し現実的に全ては無理なので、「どれだけ木材部分を少なくできるか?」が鍵になります。

 

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まずは何と言ってもセメントです。セメント部分が多いということが、すなわち建物の耐久性ということになります。というのは木材部分が腐食しても、取り替える面積が少なければ、被害は少ないからです。

 

しかし実はシロアリはコンクリート部分さえも食べてしまうのです。特にヒビ割れには要注意です。コンクリート部分のヒビ割れを見つけたら、ご自身で補修しましょう。カンタンですから。それでも木材や紙類に比べると、それほどの被害はないようです。

 

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私が自分の家の新築時に一番悩んだのが天井の素材です。木製の合板にするか?石膏ボード(上の画像)にするか?これは難しい選択でした。石膏ボードは木材よりも安価で、白アリの心配は少ないのですが、薄い割にはかなり重いのです。

 

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私は「もし大きな地震があったり、支えている木材が腐食して、石膏ボードが落ちてきたら危ないな」と考え、天井の素材は木材にしました。しかし「それでよかったのか?」は、今はまだわかりません。あと10年経てばわかるでしょう。もしかしたら間違った判断かもしれないのです。ちなみにもう一つの理由は「石膏ボードはダンゴ虫の巣になりやすい」ということもありました。

 

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あとはドアです。最近はフィリピンでもおしゃれなデザインのアルミやスチールドアがあります。但しうちはアルミやスチールにはしませんでした。というのは網戸のオーダーメイドアルミドア以外、既製品のアルミドア、特にスチールドアは大きさの微調整ができないからです。

 

但し厳密には出来るそうですが、「工場に持ち込んで費用も日数もかかる」と聞き、やめました。但しもしうちのドアがシロアリに食われるならば、その次はアルミかスチールドアを検討しようと思ってます。

 

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これは大変重要です!!湿気の多いキッチンまわりは特に注意が必要で、木製のキャビネットは絶対にダメです!!水を使わないキッチンなんて、普通はないはずですからね。なわけで、うちは上の画像のキッチンキャビネットを買いました。木製ではなくFRPなので、シロアリに侵食されることはまずないはずです。これはおそらく正解だったと思います。

 

5. 健康被害

シロアリは木材を食べ、家を壊してしまうだけではなく、人間やペットにも健康被害をもたらします。まずは「噛まれる」ということがあります。但しシロアリが直接人体やペットへ健康被害を与えることはまず無いと考えてもいいのですが、直接触れてしまった場合は、シロアリに噛まれる危険があるので、小さなお子さんなどは特に注意が必要です。ちなみにけっこう痛いそうです。

 

またシロアリは膨大な数が繁殖するので、天井やキャビネットから落ちて来ることも多々あります。で、そこに食べ物があって、食べてしまったらどうなるか?よくわかりませんが、気持ち悪いですよね。

 

基本的に湿気が多い場所を好むシロアリですが、侵食によって出来た隙間が、カビを繁殖させてしてしまいます。スカスカになった木材部分です。そしてこのカビがアレルギー症状などの健康被害をもたらす可能性があるのです。

 

またシロアリ除去剤は有害で、人間やペットにアレルギー症状を引き起こす成分が含まれています。「天然素材の成分を使用している」と言ってる業者もありますが、ほとんどの業者は強い薬剤を使用しています。

 

日本ならばシロアリ駆除の際「薬剤の影響」について聞けば、一定の回答は得られるでしょうが、ここフィリピンの業者にそれを期待するのは無理があります。業者に依頼する場合、薬剤の人体の影響については、ご自身で調べましょう。この国は何があっても自己責任、人のせいにはできません。

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まとめ

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上の画像はシロアリによって腐食した木材部分で、フィリピンの住宅は年数を経て、ほとんどこういう感じになります。これは日本人にとっては由々しき問題ですが、フィリピン人にとっては当たり前のことなのです。但しフィリピン人には対応策として「伝家の宝刀」があります・・・

 

気にしない!!

 

これです。いろんなフィリピン人にシロアリの対応策を聞いたのですが、答えは一様に・・・

 

気にしない!!

 

でした(-_-;) うーん、そういう考え方もあるのでしょうが、私はやはり日本人、正直共感はできなかったです。しかし都合の良い点もあるのです。フィリピン人はあまり気にしないので、よほど極端でない限りは、シロアリに侵食された中古住宅を購入したり、借りたりしてくれます。これは自分自身が売主か貸主の場合には大きなアドバンテージになると思ってます。なんか申し訳ないけど(-_-;)

 

日本の住宅建築技術はおそらく世界一だと思います。それは資源のない国で、しかも厳しい四季を乗り越えなければならないからで、先人たちのいろんな工夫の積み上げだと思います。私にもそういう日本人のDNAが脈々と流れているものと信じ、この南国の地フィリピンでも、なんとか乗り切っていきたいと考えてます。私も日本男児のはしくれ、シロアリごときに負けてたまるか!!ではでは!!

 

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